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「聖ドミニコの生涯」

「聖ドミニコの生涯」 勉学 1 シスター武田教子

1月 天賞2


 少年ドミニコが六才から七才になったとき、当時の習慣に従って、叔父に当たる一司祭が彼の教育を引き受けた。この叔父がどこの教会に住んでいたかは不明である。十六世紀以来、彼はグミエル・デ・イサンにドミニコの叔父に与えられていたと同じ称号(司教区をいくつかに分割したひとつの地域の長)を持つ主任司祭がいるようになるのは十九世紀になってからのことなので、この教会でなかったことだけはたしかである。とにかく、かつての日本で寺が教育の場であったように、ドミニコは家庭の次には教会で教育を受けたのである。
 子供たちは、字が読めるようになるとすぐ、ラテン語で詩編を読み、暗記させられた。教会の儀式の中で、ドミニコも同年令の他の子供たちといっしょに詩篇や答唱を美しい声で歌ったに違いない。子供たちは蠟板を用いて書くことも習った。また、算数、文法の初歩も習った。勉強はきびしかった。同時代のクルニ―修道院の記録にに、、「この時(太陽が曻る時)から、鞭は彼らを脅かし続けた」とある。聖アウグスチヌスが、「もし、死ぬことと子供時代にかえることと、どちらかを選べと言われたら、子供の頃の思い出に戦慄し、死を選ばない者があろうか」と言った時代と大して変わっていない。叔父のもとで、ドミニコは勉学の初歩と共に、教会の人としての道を学んだ。
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聖ドミニコ女子修道会

Author:聖ドミニコ女子修道会
長い歴史があるキリスト教カトリックの女子修道会です。日本では、学校や幼稚園、児童養護施設でキリスト教に基づく教育をしています。また、教会、病院、黙想の家、その他でも<みことば>を伝えています。

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